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アップデート

  •  2026.02.03
  •  EV

冬のポルシェ タイカン ターボS!高速走行での電費とバッテリー温度の変化

こんにちは!EV販売店「ウィズ」です。

今回は、「2021年式 ポルシェ タイカン ターボS」の実走行レポートをお届け、カタログスペックだけでは見えてこない、「冬場のリアルなEVライフ」の備忘録として。 特に冬場における「高速道路」や「バッテリー温度」が電費にどう関係するかのデータについて関心のある方への共有レポートとしてまとめました。

ポルシェタイカンターボS電費レポート

■ 車両と走行条件
車両:2021年式 ポルシェ タイカン ターボS
時期:2026年2月1日〜2月2日
気候:冬(夕方から早朝にかけて外気温 5℃前後)
走行シーン:高速道路メイン

ポルシェタイカンターボS消費電力モニター

■ Day 1:高速道路での「速度と電費」
初日は、夕方から所用で高速道路を中心に移動しました。 この日の平均速度は65km/h。渋滞なども含んだ平均値ですが、一般道よりはかなりハイペースで走っています。EVに乗っているとよく議論になるのが、「高速道路は苦手なのか?」と聞かれます。 ガソリン車は高速巡航で燃費が伸びることが多いですが、EVは空気抵抗とモーターの特性上、速度が上がると電力を消費する傾向にあります。
ただ、今回のタイカンに関しては、「100km/hくらいで流している時の方が、逆に電費(デンピ)が良いのでは?」と感じる場面もありました。 タイカンはリアに2速トランスミッションを搭載している珍しいEVなので、高速域での効率が良いのかもしれません。このあたりは、今後もリアルなデータとして検証してみたいポイントです。

■ Day 2:新宿〜蓮田。気になる「バッテリー温度」
2日目は朝から新宿を出発し、埼玉県の蓮田まで高速道路(東北道方面)を利用しました。
外気温:約5℃程度
走り出しのバッテリー温度:9℃
2月ですから外気も下がり、走り始めのバッテリー温度もご覧の通り低いです。人間も寒いと動きが鈍くなりますが、EVのバッテリーも同様です。そのため、冬場などの寒冷時にバッテリーやモーター、キャビン(車内)を温めるために、バッテリーの電力は消費され、電費に大きく関係してきます。今回の走りだし「9℃」というのは冷えている状態ですから、適温にするために電量消費されるんですね。
新宿から蓮田まで走り、到着時のデータをチェックすると…


到着時のバッテリー温度:11℃
高速走行で車自体は暖気されるものの、外気温が低いためか、2℃の上昇にとどまりました。やはり冬場はバッテリーが温まりにくく、条件としては厳しくはなりますね。

■ 今回のトータルリザルト(電費報告)
2日間の走行を終えての最終データがこちらです。


総走行距離:228.3km
バッテリー残量:36%
平均速度:62km/h
平均燃費:4.4km/kWh
今回は高速走行がメインだったこと、そして外気温5℃程度という寒さの中で、単純計算でも、残量36%ということは約64%の電力を消費して228km走行したことになります。決して燃費が良かった!とは言えないデータですが、ハイパワーな「ターボS」であることと、暖房を使用する冬場の環境下で電力消費が大きかった割に、写真のモニターにもある「平均燃費4.4km/kWh」は、悪くない電費なのかなと思いました。ま、あまりお金のことばかり気にして乗る車ではありませんが、航続距離が季節や使用環境によって変わってくるEVの特徴を考慮して移動計画を考える材料にはなりますね。
ここで、電気残量が36%となったため、充電を行うことにしましたので、レポートはここまでとなります。

それではまた次回。。。